働くことにギモンを持ちました。
電子式空気清浄機「クリアベール」に惚れこんで、
バブル期なのに、売り手市場なのに、
横浜のベンチャー企業に就職してしまった私。
当時は、京急線「南太田」と横浜市営地下鉄「蒔田」が最寄り駅。
会社は花之木町にある4階建てのビルを一棟借りしていました。
社長は藤村靖之という工学博士。
建機メーカーのコマツが初めて採用したドクター社員でした。
自分の子どものぜんそくの症状をよくしたいがために、
空気清浄機を開発したのです。
当然、コマツでは商品化は叶いません。
これからは自然環境だけでなく、室内環境の時代が来る。
そう考えて「健康な住環境を創造する」という、
会社の理念を掲げ独立したそうです。
話は変わって、
私が入社2年目の1991年こと。
会社は急激な事業拡大を始めました。
とはいえ、クリアベール以外の製品は、
まったくポンコツで、故障ばかり。
故障ー修理ー故障ー修理という悪循環です。
そのうえ、事業拡大で残業続き。
こんな働き方をしていていいのだろうか?
働くことに疑問を持つようになりました。
世の中はどうなっているのだろうか、調べてみました。
そうしたら、なんと。
続く。
※画像はストリートビューより。かつてカンキョーが入居していたビル。
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