逃げればいいのに闘ってしまいました

もう四半世紀前、バブル期新卒採用3年目の会社員が、自分がいたベンチャー企業を相手に闘ってしまった話です。私の経験が、いままさに働き方に悩んでいる若者へのエールとなれば幸いです。

もう四半世紀前の出来事だけど、働いている若者へのエールになれば

クリアベール」って知っていますか?

写真のような空気清浄機です。

1998年11月、派手に倒産したベンチャー企業

株式会社カンキョーが製造していました。

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1990年、私はこの会社に新卒で入社しました。

もう四半世紀以上前のことです。

若い人は知らないと思いますが、

まだバブル華やかな頃、

就職も売り手市場なのに、

私はベンチャー企業に就職したのです。

 

「株式を公開する予定だからキャピタルゲインが得られる」

「時間に合わせて働くのではなく、仕事に合わせて働く」

など、社長の言うカッコイイ言葉に乗せられて就職を決めました。

 

また、「クリアベール」惚れ込んだということもあります。

社長が子どものぜんそくを治すために考案した空気清浄機で、

電子式という1000分の1ミリの細かいホコリを取ることができて、

お医者さんも推奨している。

 

なんて素敵な空気清浄機だこと。

これを世の中にもっと拡げたいなんて思っていました。

 

入社したら、とても忙しい会社です。

残業続きの毎日。

新入社員ですから、それが当たり前だと思っていました。

ベンチャー企業で、伸び盛りでしたから、

毎日があっという間に過ぎていきました。

 

しかし、2年目ともなると、

いろいろとアラが見えてきます。

 

私は大学の頃、

恩師から「人生の主役は君自身だ」と言われてきました。

だから主体的に生きることだと。

 

若い私は目の前の疑問を解くために、

労働基準法の解説本を読みました。

それが、運命の闘いの始まり。

一時はとても追い詰められました。

 

そうはいっても、その時の経験が今の自分を作っています。

そう。

 

いまでは、とても良い経験を手配頂いたと感謝しています。

 

何があったのか、

何をしたのか、

それは次回から少しずつ書いていきます。

 

#働き方改革 #残業規制 #ベンチャー

 

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