同期の二人と一緒に、ランチで秘密会議。
なんで従業員にとって大切なことを秘密にするのだろう。
そりゃあ社長なりの言い分はあるだろうが、働いているのは私たちです。
経営者が従業員のもとに降りてきて、話してほしかったですね。
今になって思えば、社長は人の話に耳を貸すような人ではなかったようです。
ジョブズや盛田、井深にでもなったつもりだったのでしょう。
社長に意見をする幹部は、ひとり、また一人と辞めていきました。
さて、唐突に戸塚事業所設立の話を聞いた私。
本社の技術・製造・研究開発部門と六郷にある物流センターを統合移転するということ。
理不尽な思いを抱え、このまま働く価値のある会社にしたいという思いも。
ベンチャーとは言いながらも、風通しの悪い会社だったので、
社長に何を言ってもムダという雰囲気もありました。
なんとかして、変える方法はないか。
なんて考えていたら、労働組合は会社と対等に話せると本に書いてありました。
そこで、秘密裏に同期のIくんと神田くんに声をかけました。
私は労働組合の活動方針を2人に見てもらいました。
最初に掲げた活動方針は4つでした。
- 違法就労状態の改革
(36条協定の締結と深夜・休日割増賃金の支払い) - 36協定の遵守と総実労働時間の規制
- 教育体系の充実
- 労使間協議の実行
わかりやすく言うと、
- 労働基準法を守ってください、
- だらだら働くのをやめて効率よく働きましょう、
- そのために、効率の良い働き方を学びましょう、
- 風通しの良い会社にしましょう、
ということ。
とりあえず2人は理解してくれて、労働組合設立への模索が始まります。
それからというもの、昼休みに3人でランチを食べながら話し合いました。
もちろん、普段カンキョーの従業員が利用しない店であることはリサーチ済みです。
同期同士ですから誰も怪しむことはありません。
ところが、実際にどうやって作っていいか、わかりません。
本を読んでも詳しくは書いてありません。
そこで、私は大学時代の友人に相談します。
そしたら思いもかけない言葉が返ってきました。
当時書いた活動方針案が残っていました。ネタ切れの時にでも全文を少しずつ公開していきます。
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Book&Action 四の五の言わずにビジネス書に書いてあることをやってみた
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