逃げればいいのに闘ってしまいました

もう四半世紀前、バブル期新卒採用3年目の会社員が、自分がいたベンチャー企業を相手に闘ってしまった話です。私の経験が、いままさに働き方に悩んでいる若者へのエールとなれば幸いです。

チキン野郎は卑怯者。労組つぶしからカルト化するカンキョー。

私は労組をつくる時、労働法規の使い方についてかなり学びました。
実際に会社の現状と照らし合わせて、何度も検討しました。

その結果、36条協定違反を見つけたのです。
そして、深夜残業、休日出勤手当の不払いです。

 

やりがいがあれば、幾らでも残業していいのでしょうか。

そうではありません。

日本の会社が始業時間をうるさく言うのに、
終業時間も守ろうとしないのはなぜでしょうか。

終わりの目標を定めないから低い生産性に甘んじて、
残業で補っているのです。

時間は有限です。

お金の浪費は働いて取り戻せますが、
人生の浪費は取り戻せないのです。

社長は口ではいいことを言っても、
実際は若い社員たちの人生を奪っていたのです。

それは労組に対しての態度だけではありません、
最後には、信じて社員会を作った従業員たちをも裏切ったのです。

 

Aメモより

1992年7月23日

I君:もう一回臨時大会を開いて上部団体脱退の再度決議
→除名されていたら文章で明示しろ。

最後の助け船のつもりです。

M:それしか手段がないなら仕方がない。
N♀:組合自体はいらないが仕方がない。
I君:組合にしたい

渡辺:自己主張OK(ビジネス上も)
課長以上10%カット、来月普通社員も遅延orカット

I君:神田、山崎はカンキョー組合とNew合化労連に2つに入っていることはおかしい。
解散or加入(合化労連と切れているなら)

I:組合が良い

 

社長&渡辺(との密談)

社長:組合として今までの主張はすべておかしい(個人加入7月であれば)
それはそれで結束を早く高める 〜8月1日

まずは早くStartさせる。そのためには難しいことは抜きにゆるやかな形でStartする。
徐々に良くしていく、会社とも正当な話合いをする。

とにかく神田、山崎組が不当なことをしているという話にもっていく。

組合からStartすると時間がかかる、だから社員会で、
労働基準監督署も地労委も来ているから、
組合or社員会でという議論はするべきでない。
まず、Startさせることが大事

 

 

少しコメントを加えます。

 

I君:もう一回臨時大会を開いて上部団体脱退の再度決議
→除名されていたら文章で明示しろ。 最後の助け船のつもりです。

勝手に裏切って会社の言いなりになっている人間が、
なに上から目線でいっているのだろうか。

おまえに助けてもらおうなんて、これっぽちも考えていないし、
裏切った事への謝罪もないのか。

 

渡辺:自己主張OK(ビジネス上も)
課長以上10%カット、来月普通社員も遅延orカット

これが会社の本性。給与を人質にとって従業員を脅す。
会社の経営不安を盾にして、従業員を操ろうという魂胆が見え透いている。
実際に遅配などしたら、本当の経営不安になってしまうし、
その責任は経営陣にしかない。
労組の責任とするのは、そもそもありえない。
どれだけ従業員がバカだったかわかるエピソード。

組合として今までの主張はすべておかしい

社長、あんたの頭がおかしい!
労組と話し合いの場も持っていないのに、勝手な解釈をしているが、
労働法規に違反していることは正当化できませんよー(笑)

とにかく神田、山崎組が不当なことをしているという話にもっていく。

悪いことは全て他人の責任ですか。

あなたは被害者ではありません、被害者は私たちです。

あなたのしていること、この発言は全て組合への支配介入という不当行為ですよ!!

組合からStartすると時間がかかる、だから社員会で、
労働基準監督署も地労委も来ているから、
組合or社員会でという議論はするべきでない。
まず、Startさせることが大事

結局、監督機関が怖いチキン野郎ですね。

労組をつくるも、社員会をつくるも手間は同じです。

なのに社員会を主張するのは、労組の法的な権利が怖いから。

ほんとチキンですね(笑)

臆病者は卑怯者です。

加害者なのに被害者ぶります。

自分が被害者となっているという論理を必死で組み立てます。

経営不安を労組の責任にして従業員を操って、異分子の労組を弾圧する。

そして、外部の組織が関わることを以上に嫌うだけでなく、合化労連という上部団体を憎むように仕向けている。

不安をあおって、労組の責任にして、私を信じれば救われるという社長。

それを信じて、異分子を必死になって排斥する従業員。

まるでカルトです。

 

そこまでして外部の目を気にして、異様なまでに嫌うのはなぜだろう。

社長や経営者が何か見つかっては困るものを隠していたに違いありません。

脱退届

「脱退届」労組の資料ではありません(笑)

「乙第二二号証」というのは、会社側から労働委員会へ出された資料のことです。このような重要な書類をカンキョー労組は持っていませんでした。おかしなことがある者です(笑)

 

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